【GA】Googleでプレゼンしてきました(_gaTracker4登壇しました★)

すでに、リアルタイムレポートとして、【GA】gaTrackr参加中ですというエントリはあげているのですが、6月6日、Google社会議室で行われた_gaTrackerに参加しました。
Googleにてプレゼン中

_gaTrackerが何かとか、今回の概要などは公式サイトをご確認ください。
活動報告:_gaTracker第4回ミーティングを開催しました
一言で言うとこんな感じです。

2012年6月6日(水)、Googleアナリティクスのコントリビューターの会「_gaTracker(ジーエートラッカー)」の第4回ミーティングを開催します。日本のハイレベルユーザーによるユーザー会です。

ハイレベルユーザーによるユーザー会で登壇しちゃうってどうなの。と思いつつも、このイベントの参加条件として、スピーカーの依頼を笑顔で受ける事。とあるので、自分にはまだまだまだまだだと(未熟さとして)思っているのですが、お声がけ頂いたので全力で取り組みました。

私のテーマはスマートフォンアプリの分析

スマートフォンアプリは130万と言われています。
でも、スマートフォンアプリの解析分野は、まだその実績が表に出てきている実例はほとんどありません。

Google Analyticsもしかり、数多くの解析ツールが、スマートフォン用のSDKをリリースしているのに。
絶対需要はあるはずなのに、解析する事自体がとても困難です。
制作という立場でも、アナリストという立場でも、マーケティングという立場でも、まだまだ未知数で、スピートが求められるこの世界ではアプリというもの自体、その道筋を作りながら歩いているような状況で、分析に至る余裕はないのが今だと私は感じています。

それはこれまでの話で、これからはきっとユーザーに向き合うためにも、レビューだけじゃなく分析が必要になるし需要が出てくると思っています。
また、本当の意味でアプリの分析ができる解析ツールが世の中に出てくると思っています。それが、Google Analyticsだったら(無料だし)みんなHAPPYになると思うんです。

スライドショー公開!

今回のプレゼンのスライドショーを公開しています!

ちょっと解説して行きますね(長くなりますが読んでいただければ嬉しいです)

P5 アプリって何が計測できるの?

SDKどっちでも多分一緒だと思います。

  • ページビュー
  • イベント
  • セッション終了
  • 接続のタイミング

冒頭で話をしたのですが、Titamium Studioで検証しているので、GoogleアナリティクスのSDKを使っていないため、違っていたらごめんなさい。
一応検索すると、これ以外にもカスタム変数を取得できたよ!なんてものもありますが多分デフォルトではこれじゃないかなと思っています。

P8 アプリのKPI

よく言われるアプリのKPI

  • DAU
  • MAU
  • PU
  • ARPU
  • ARPPU

前半二つはアクティブユーザー指標。後半は課金系。
それを受けて、本当にそれがKPIなんだっけ?というお話をしました。

P13 アプリのKPIって何?

ページ名は書いたけど、資料見ても書いてないけど・・・なので補足。

今回例として、超人気アプリ、有料なのに人気のミュージックプレーヤー「POWERRAMP」を勝手に取り上げてしまいました。
関係者各位すいません。。。以下私が勝手に妄想した内容です。ご了承ください!

「ARPUは見てるけど、これじゃこのままでいいのかわからないよ」というのがポイントで、アプリを使っているユーザーの声を聞く手段として、レビューとか、twitterとかありますが、実際の行動をある程度予測する事が出来るのは、Googleアナリティクス導入なんじゃないかなと思っています。

使われているボタンとか機能とか調べる事で、本当はめちゃくちゃ便利で使ってほしいのに、それにみんな気がつかず使っているのかもしれない・・!

アプリ制作側としては、「こんだけ便利に作り上げたのだから、有料でも使いたいでしょ!」と思っていても、その便利な機能に気がつかず、使わなかったり、削除されちゃったりしたら悲しいじゃないですか・・

既に機能が搭載されているなら、それを使ってもらうアプリにかえるのは、UIを変更するとか、割と単純な事で対応できたりします。
(しかもユーザーにとってUI変更はかなりのインパクトがあると思います。機能追加もインパクトありますが同様に)
サイトの場合は、いつの間にか変わっていた感がありますが、アプリは、ユーザー自らの意思で更新作業をする必要が自動更新じゃない限り発生します。
そうなると、更新データがダウンロードされるまで、待っていて、インストール後起動したりします。
例えば「更新後よくなったよ」というレビューがあったとして、それを見て更新するユーザーには「どんだけよくなったんだろう」という期待値とともに、アプリを起動します。
「ながら見」ではなく、期待を持ってアプリを起動するのですよ。その変化にも気づきやすいし、SNSに評価をあげたりもしやすいでしょう。と思うのです。

P15 アプリ分析にはサイト分析の常識が通用しなかったりします

これはちょっとお土産としてもってかえってほしいなと思った話です。

明日からでも「アプリの分析ってこういう事あるんだよねー」というコネタに使えるお話です。
一つこういうのいれておくと、この時点でついてけないと思ってしまった人でも、「これならわかる」とまた話にもどってきてくれたりするというフックですw

WEBの場合基本的には「ページ」にコンテンツがのっていて、「リンク」で情報をつないで行くような作りになっているので、

ページビュー>訪問数

が大前提で、これが崩れている場合は、ちゃんと導入できているかを確認するのですが、アプリでは違います。

今回の数値を取得したのは、ドットインストールのTitanium Mobileで作る「暗記カード」にいれたGoogleアナリティクスのデータでした。

このアプリ、いわゆる「ページ」であるwindowは1つしかなくて、その上のボタンをタップすると問題と答えが交互に表示されるというものです。
デバックしながら確認していたため(だと思う)ページは変えずに、たまにボタンをタップ(ココでイベント発生)していたら、

ページビュー<訪問数

という結果になりました。
でも別にこれは間違っていなくて、これまでのサイトの分析に慣れていると理解に違和感があるのですが、同一ページ上のイベントを、30分以上の間隔を空けて利用しているという事がわかります。(このアプリはもちろん暗記カードなので30分も時間を空ける使い方はしないのですが、デバック中だったので、そんなこともあるんです。私の仕事が遅いのですw)

つまり、アプリにGoogleアナリティクスを導入するとして、どのアクションが発生した時に何をGoogleアナリティクスに送るかとか設計するのですが、それを把握するだけじゃなくて、バックグラウンドから起動した時は、どういうデータがGoogleアナリティクスに送信されるかとか把握しておかないと、Googleアナリティクスで見ている数値を解釈できないですよ。というお話です。

ま、これはウェブでも一緒で、解析ツールごと基準が異なったり(そもそもタグの設置場所や設置の順番が違うだけで数値に差がでますしね)するので、用語も照らし合わせながら何の数値が取得できているか確認するのですが、アプリでもそれは必要ですよ。という事です。
一番はじめにアプリにGoogleアナリティクスをいれてみよう!ってなった時に、何を取得するのかとか、アプリの開発の担当者に湯駄目ちゃったけど、あれ凄い負担を増やしていたなぁと、自分で作ってみて痛感。ごめんなさい。

アプリの開発のみなさんには開発に専念してほしいので、何の時に何をGoogleアナリティクスに送るかとかは、アナリストが考えないとですね。はい。

P17 アプリの導入に対する壁

懇親会の時もこの話をしたのですが、割と今依頼いただくアプリの制作のスケジュールはタイトだし、依頼を受けた時点ではふんわりとした希望のようなアプリ像しかない事が多々あります。
なので、アナリストもですが、アプリ制作チーム(だったり一人だったり)決めて行く事が多くて本当に大変です。
その中でGoogleアナリティクスを導入するとなると、さらに決める事が増えて、結果、リリースが遅れたりします。

そうなると、要件を考える時は一緒に考えていたのにある日突然「スケジュールの都合でGoogleアナリティクス入れない事になったから」敵な事態に陥ります。

きっと、近い未来、アプリの運用が落ち着いてきてから、ある程度お金を費やして作っているそのアプリがどんな実績をあげたのかを報告する日が来るでしょう。
そのときDAUさえローデータ(生ログ)から調べるとかとんでもない事になります。

そして、その数値がいいのか悪いのかもわからないし、さらにユーザーを増やすにはどうしたらいいかもわからなくて、結局Googleアナリティクスや何らかのツールをいれる事になるように思います。

その段階で、Googleアナリティクスをいれるとなると、結局大掛かりな改修が必要になる可能性も高いです。
そして予算の関係やもろもろで、結局そのお話もなくなったりして、アプリってやる意味あった?という一番残念な結果になる可能性だってあるのです。

なんて、ココまで妄想ですが想像が容易にできました。とくにweb分析をやっていたり、マーケティングが整っている会社ほどその傾向が強そうだなとか思います。

また、WEBのように気軽にソースを確認する事が出来ないので、もしも、そのアナリストがアプリも作れる人であっても、人のソースを分析していくのはサイトとは比べ物にならないと思いますし、アプリが作れない場合は完全にお手上げです。
手元のアプリの動きを見ながら、Googleアナリティクスの数値と見比べて、設計通りに導入されているかを確かめる事になります。コピペミスで、同じページ名で複数送信してしまっていたりとか、その場合も数値は上がるので、ミスが見つけにくいと思います。アプリは。

ならばどうする?

アプリ作れるようになるとか、仕様書を作り込むとかもそうですが、アプリ開発の皆さんにも解析を理解してもらうことが実はKEYになると思っています。
WEBに携わっている一みんながこの考え方を理解できると、サイトもアプリもどんどん使いやすくなると思っているので。最終的にイチユーザーでもある自分にメリットがあると思っているのです。

P20 まとめと未来

なんにしても、今後需要は増えて行くアプリの分析だと思っています。

スマートフォンアプリは、持ち歩く媒体ということで、サイトとの連動、リアルとの連動(最近増えてますよね。O2O)、広告との連動などなど、複雑に絡むデータの取り扱いが(ビックデータも含め)必要になってくると思っています。

なので、アプリの分析も盛り上げて行きましょう!!


そんな感じのプレゼンでした。

Googleでプレゼンしてきましたよ裏話

裏話をすると、アプリの分析やってみたいなーと思ってなかなか取り組めないテーマでした。
なので、いちしまさんから「4回目でしゃべってほしいんだけで・・出来ればアプリとか」というご依頼があった時点で、まだSDKの存在を知っているレベルで、人前でしゃべれるなんてとんでもない!と思って一度はお断りをしました。やんわりと(参加規定違反w)。
その後で、IMJマルチデバイスラボサイトで、GA導入ガイドラインを発表して、「あのガイドラインの裏話でもいいよ」とお言葉を頂き、ああ・・断ってはいけないんだな。と理解しまして。

「導入ガイドライン作成の裏話」なら出来るかなと思ったのですが、_gaTrackerはハイエンドユーザーによるユーザー会なわけで、導入なんて言う初歩的な話出来る訳がないのですよ。

その後、ちょっと勉強をはじめていたTitanium Studioでのアプリの作り方講座がドットインストールにUPされて、とにかく何か作って、Googleアナリティクスをいれてみようと思いました。

本来はマーケットにリリースしているアプリの分析やら改善やらをはなせればよかったのですが、時間的にもスキル的にも到底間に合わないので、今回の内容になりました。
_gaTrackerが開催された6月6日は、奇しくも国民的総選挙(じゃ、実際の政治の選挙は何なのさ)AKB48総選挙が開催されていた訳でそれよりもGoogleアナリティクスのユーザー会を選んだ皆さんにとにかく楽しんでもらえればと思って望みました。

質疑応答で、某ソーシャルゲームの会社の方なんかから専門的な質問が(笑)あり、到底太刀打ちできないぜ。。という時に、Google社の中島さんが助け舟を出してくださったりと、私的にもとても楽しかったです。

中島さんからのお話
Titanium StudioはJavaScriptでアプリが作れるツールなので、webに慣れている人には敷居が低いと感じているのですが、それにGoogleアナリティクスを導入するには、GoogleアナリティクスがリリースしているSDK(でもいいのですが)ではないもの。第三者のかたが作ってくれたものを使って導入しました。
Titanium StudioにGoogle Analyticsをいれてみよう

今後、Googleとしても、アプリの分析には力をいれて行くとの事で、どんな指標がアプリに合うのかなど調査しながら改善して行くそうです。
なので、アプリに導入するなら、ちゃんとGoogleアナリティクスが用意をしているSDKを使った方がいいよ。とのことでした。
これ重要なので2回言います。ちゃんとGoogleアナリティクスが用意をしているSDKを使った方がいいよ。

反響(ありがとうございます!!)

おもえば、こういった場所でプレゼンしたのは今回初めてです。(最近は企業向けのセミナーばかりで、モバイルSEO関係のセミナーを公の場でやったときは、ソーシャルがまだ普及する前だったので)今回反響を頂き、嬉しいものなんだなーと思いました。


まずはイベントのTogetter!


なんと清水さんが!清水さんがアプリの分析の実績を公表してくれたら普及して行く事間違いないと思います☆

今回のプレゼン資料をいちしまさんに送った時に「もっと聞きたくなりました」というお言葉を頂いたのですが、ユーザー会だしそのくらいがいいのかなと思っていました。
つまり、色々聞きすぎるとお腹いっぱいで理解した気になってそれ以降は行動しないとなってしまうのは目的じゃなくて、なんか物足りなくて、その続きは「やってみたい」と思っていただけた人が続きを進めてくれればいいなと。小さな芽を出してあとはみんなで育って行けばいいと思っていたので、こういったツイートは嬉しかったです「狙い通り★」

6/6(水)_gaTracker 第4回ミーティングに出席してきました|SEMカフェ

サイトの分析って分析する指標が整ってて幸せですよね。アプリはイチから考える必要があるんだなーという(どういうまとめ方・・)お話なのですが、本当にその通りですよね。
このお話と言うか考え方は逆に私も勉強になりました。

_gaTracker参加してきました。ヲレさまブログ @ALGLAB

質疑応答で出たインストールリファラ(インストールする時にそのリファラを取得できるというもの。Android限定で)について調べてくださっています><こうして、自分発信した事が誰かに伝わって行くのは嬉しいです。

_gaTrackerに参加させていただきました(スマホアプリの解析についても書いてます)|MEANINGFREE.NET

アプリのガイドラインのお話。
解析すると言っても、どういったデータを使っていいのかとか確認するのは重要です。ごもっともです。

大前提で、Googleアナリティクスがアプリ計測する時に使っているセッションは、端末ID(個体識別番号)ではありません。
これは絶対。
で、どの数値をどうやって使うか。それがガイドラインに抵触しないか。ガイドラインは変更が入る事もあるので確認しながら進める必要があります。これも本当に重要な事だと思います。


他にもあるかもしれません。見つけたら追加していきます。

たくさんの感想ありがとうございました。嬉しくて長文になってしまいましたっ。

いちしまさん、このような機会を頂きありがとうございました。Google大内さん、中島さん。色々ありがとうございました。
会場を貸してくれたGoogleさん、そして参加いただいた皆様ありがとうございました。

ありがとうございます。辻先生の前回のプレゼンの楽しさには遠くおよびません><プレゼンうまくなりたいなー。

【GA】Googleでプレゼンしてきました(_gaTracker4登壇しました★)」への3件のフィードバック

  1. ピンバック: _gaTrackerの第4回ミーティングに参加いたしました - SEO村の徒然blog

  2. ピンバック: ドットインストールのステッカーが届いたよ! | どこでもドア(ジャンク)

  3. ピンバック: ドットインストールのステッカーが届いたよ! | ネイルクルーブロガーランキング

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>